歯磨きでダイエット?~歯磨きとダイエットの関係性~

皆さんダイエットというと、運動や食事制限などを想像すると思います。

お口の中のことで言うと、よく噛むことで満腹度があがり、食べる量が少なくなりダイエットにつながるなどとよく言われます。

今回は歯磨きとダイエットについて詳しくお話しします。

歯磨きとダイエット

歯磨きをしないと太りやすくなる?

歯磨きをしないと口腔内の環境が悪化し、虫歯や歯周病などの原因となったり、歯がもろくなってしまったりします。

虫歯などができて痛みが出てくると、噛むと痛いからと言って、食事をよく噛まないで飲み込んでしまいます。そのため、糖質過多となり太りやすくなってしまうというわけです。

舌の汚れも関係があります

口腔内が汚れていると舌にも汚れが付着しています。これを舌苔といいます。舌の上には味蕾という味を感じる部分がたくさんあります。

そのため、舌に分厚く舌苔が付着していると、食べ物の味がわかりにくくなり、味の濃いものを好んで食べるようになり、痩せにくい体になってしまいます。味覚が減退してしまうと、何を食べてもおいしさを感じられなくなります。「おいしい」という満足感がなくなり、おなかが膨れればOKという気になり食べ過ぎてしまいます。

舌苔はその他にも影響をあたえます

舌苔が付着することで、口臭の原因にもなります。また、舌苔を除去するとインフルエンザになる確率が下がると言われているほど、舌苔には細菌が多くいます。

お口の中に細菌が多くいて、それを飲み込んでいると考えるだけで気持ち悪いですよね?

最近では、舌磨き専用の舌ブラシなども発売されていますので、それらを使って清掃してみるといいですね。

歯磨きをすることで爽快感が得られる

歯磨きをすることで、口の中がすっきりとし、すぐにものを食べたいという衝動を抑えることができます。

せっかく歯磨きをしたのに、また口腔内を汚すと思うと、少しは間食などを抑えることができるのではないでしょうか。

よく噛むことでもダイエットにつながります

先ほどもお話ししたように、食事のときに回数を増やすことでもダイエット効果があるといわれています。よく噛むことは、ダイエット効果だけでなく、口腔内の唾液の分泌を促進します。唾液が多くでることで、口臭の予防や、自浄作用、消化作用などにもつながります。噛む回数の目安として、できるだけ1回に口に入れる量を少なくし、1口に30回から50回噛むように心掛けると良いとされています。

口腔内を清潔にすることでよりきれいになりましょう

口腔ケアを行うことで、ダイエットにもなり、お口の中もすっきりときれいになります。たかが歯磨きと思わず、ダイエットの一環としてしっかりと歯磨きや舌磨きもしていきましょう。